「臼杵」の地名の由来は、古代に臼塚古墳の被葬者の魂を護る目的で造られた「臼」と「杵」の石甲が由来と云われています。
ここから臼杵の「祈り」の歴史が始まりました。中世に入り、人々は極楽浄土を求め臼杵石仏をはじめとして、幾多の「祈りの場」を設け、神仏へ深い祈りを捧げるようになりました。
そして大友宗麟によるキリスト教の布教と共に城下町の原型が形成され、臼杵は全国有数のキリシタン王国へと変わっていきます。禁教の時代を迎え、臼杵の町には仏教のお寺が数多く建立され、数々の「祈りの物語」が生まれました。
「うすき祈りの回廊」は、宗教宗派を超えて「人」と「人の祈り」を大切にしてきた臼杵の先人たちの「想い」に心を寄せ、祈りの対象としてきた臼杵市内の巡礼地を4つのコースで巡るスタンプラリーです。
聖地全てのスタンプを集めたら、臼杵市観光交流プラザにて達成記念特別スタンプを押印できます。
「うすき祈りの回廊」達成記念の特別御回廊印も販売しています。